外国語/日本語併記の母子手帳(海外赴任に必要なのか)
海外赴任に向けて、少しずつ準備をしています。
8月に旦那が先に現地のコロンビアに行き、暮らしの準備を整えてもらってから、わたしとベビーは引っ越す予定なのです。現実的には、ベビー1歳くらいになりそうかなあ・・・
そんな予定があり、現地で一番不安なのはやっぱり家族の健康。
コロンビアの母国語はスペイン語なのですが、わたしは挨拶や買い物程度しかできないので、病院にちゃんと行けるのかどうか不安。。。。急にベビーが熱を出したり怪我をした時に対応できるのだろうかわたし。
ま、まあ早くスペイン語が上達できれば、それに越したことはないんだけど、まだベビーが小さいうちに日本国内でしっかりスペイン語の勉強をするのも、これまた難しく。
海外でも使える母子手帳
と考えていたら、母子手帳の副読本で、こんな広告を見つけました▼
母子健康事業団さんが発行している、外国語/日本語併記の母子手帳。
母子健康事業団さんは、区市町で配布される母子手帳そのものを作成している企業さん。そこが外国語版を作成してるとは!
「海外赴任される方にも」って書いてあるし、いいかも!
外国語併記の母子手帳って使っているの?
この母子手帳、元々は日本に在住する外国人向けの方向けのものです。
日本で妊娠・出産する外国人の方は、区役所に申し出れば無料でもらえます。
が、母子手帳は本来1子1冊制なので、すでに通常の日本語版で母子手帳を持っているわたしは「もう1冊、外国語版が欲しい」と後追いで言ってももらえないんですね。
すでに海外に居住している日本人妊婦さんなら、大使館を通じて日本語版の母子手帳がもらえるそうです。
詳しくは各地区の役所に尋ねてみた方が良いかと思います。
www.foreign.city.shinjuku.lg.jp
なので、わたしのように出産後に欲しい場合は個人で購入するしかなく。
便利そうだけど、お金もかかることだし、どうだろうと思い、外国に住んでいるわたしの友人に聞いてみました。
その家族は一人目は日本在住時に妊娠したので、日本の母子手帳。
二人目をアメリカ在住時に妊娠したので、アメリカの母子手帳。
現地では日系の病院に行っているので、母子手帳は日本のままでも問題ないみたい。
ま、まあアメリカだからね。
うちはコロンビアだから、そんなにうまくいかないかも・・・と感じたので、やっぱり買って見ることにしました。
ちなみに、この母子手帳はここでしか買えません▼
日本家族計画協会さんが発行している外国語併記の母子手帳なら、amazonで購入できます▼
ただし、A4サイズとでかいです。。。
赴任先が色々変わる人はこれのがいいかも???
日本語・英語・ポルトガル語・タガログ語・中国語・韓国語の6言語を併記した、母子健康手帳です。
自治体で交付される、最新の母子健康手帳の厚生労働省令部分を掲載しております。
(任意様式部分は掲載されておりません)
在日の外国人の方や海外へ移住される方などにおすすめです。■A4判・60ページ/表紙カラー・本文2色刷/便カラーカード付き
スペイン語併記の母子手帳
ってことで、さっそく、注文した品が届きました▼
いつも使っているものと比較すると、サイズは2倍か。
これは、母子手帳ケース、新しいもの買わないとかもなあ。(今使っているのは母子手帳ケース、付録でもらったものだし)
ちなみに、この母子手帳、中とじの冊子状でした。漫画雑誌みたいな感じ。
なので、数年間使うかもしれない母子手帳ですもん、カバーも一緒にまんてん堂で買っておけば良かったな。変にケチりました・・・・
しょうがなく、ダイソーで買ったラミネートシールで表紙を保護してます。
スペイン語併記の母子手帳の中身
こんな感じです。
中身はほとんど日本国内で流通しているものと同じ。というか、通常版が二ヶ国語になっているだけ。ちゃんと読めるフォントで印字するとなると、大きさが2倍になってしまうのもしょうがないのでしょうかね。日本版のサイズの方が、コンパクトで持ち歩きやすそうです。
予防接種の欄には、日本の母子手帳に接種したワクチンのシールや医師サインがあります。なので、わたしは日本の母子手帳をフォーマットとして使用しようと、旦那と話しました。コロンビア現地で予防接種したときも、シールは日本の母子手帳に貼る。
スペイン語版の母子手帳はあくまで2冊目の母子手帳で、日本語が読めない現地の病院の人へ、「日本の母子手帳と同じことが書いてあります」と伝えるためのものにしようかと。
巻末に病院で使えるスペイン語がまとまってました▼
これ、便利そうです!
最悪、テンパって発音もままならなければ、これで指差しして伝えれば良さそう。今から繰り返しみたり発音して、練習しようかなと思いました。
母子手帳の英文翻訳
海外の小中学校に入るとき、予防接種の証明書が必要になるそうです。その場合は、母子手帳を翻訳してくれるところがあるので、活用すると良いみたい▼
うちの子はまだ乳児だし、入園・入学対策というよりは、現地でベビーが病気になった時に医師に診てもらうための母子手帳が必要だったので、今回は外国語併記の母子手帳を購入しました。
どちらがいいかは、子どもの月齢や赴任先によっても違うかと思います。
ちなみに、外国で発行している母子手帳は
母子手帳って、元々日本が由来だそうで、他国と比較しても、日本の母子手帳の方がかなり優秀で使えるんだそうです。少なくとも、日本人はそう思うとか。
例えば、欧州だとA4サイズなんですって。そんなに大きいと、持ち運びしにくそう。。。だけど、やっぱり紙ベースで保存しておけると安心ですね。