アエロメヒコ機内のバシネット(ベビーベッド)
無事にコロンビアの首都、ボゴタへ到着したわたしと娘。
日本からコロンビアへ行く方法はいくつかあるのですが、アエロメヒコに乗ってメキシコ経由するのがスタンダード。
わたしは新婚旅行で行ったメキシコはじめ、何カ国か旅行経験があるものの、1歳3ヶ月になったばかりの娘は初めての海外旅行。
飛行機デビューも、沖縄までの2時間を先月に経験したばかりです。
が!今回は約24時間の飛行機旅行。自宅からの出発時間を入れると、約30時間もの大旅行なのです。
結果的に無事にボゴタに住んでいる旦那の家に到着したわけですが、経験してわかったこともあったのです。
2歳未満の赤ちゃん連れ、長距離飛行にはバシネット必須でした!
長距離旅行で問題なのは、赤ちゃんと機内でどう過ごすかです。
子連れでなければ、映画見放題な機内は旅行の楽しみのひとつであり、わたしにとってウキウキする時間なのですが、今回は娘とふたり旅。
映画なんて、ゆっくり見られるはずもない。憂鬱でした。
航空会社によって基準は異なるのですが、アエロメヒコはバシネットをつけるとこができます。
バシネット(英語:bassinet、bassinette)、新生児用かご型ベッドとは、生後4か月ぐらいまでの乳児用ベッドである。
アエロメヒコは、ほかの航空会社よりもバシネットを利用できる赤ちゃんの体重制限がゆるいのも魅力。
ほかの航空会社は、9〜10キロだったりして、うちのビックベビーは使えなさそうなんですよね汗
バシネットを電話で予約
アエロメヒコでは、バシネットを取り付けられる場所が決まっています。
エコノミー席の一番前、つまりビジネス席の次の列となる場所か、一番うしろ、つまりトイレの前となる場所です。
バシネットの取り付け自体に費用はかかりませんが、このちょっといい席にするとこで運賃がプラスになるのです。
そのためなのかこのバシネット、なぜか航空券を購入してからの電話で予約する方法になっています。同時にウェブで予約できたらいいのにと思うのですが、そんなに難しいことなのでしょうか。
わたしはバシネットがあるのか心配だったので、はじめにアエロメヒコに電話をし、購入したい便を伝えたうえで、現状空きがあるかどうかを確認しました。
電話で確認してわかったことは、バシネットが取り付けられるのは、少し足元が広い席なので、運賃が通常のエコノミー席よりも高い。そして、一番前の席はかなり広さがかわるけどその分高く、一番後ろの席は少ししか広さが変わらない。
少し考えて、一番前の席にしました。安かろう悪かろうだと、何事もよくないと思い!
これで、かかった費用は往復で
大人の運賃 132,800円
指定席料金 55,620円
子どもの運賃 14,810円
ゴールデンウィーク中は、この1.5倍になるので、その期間を外した飛行にしました。それでも、いい値段だな〜
そして、少し心配な情報ひとつ。
このバシネットに乗れる赤ちゃんの基準は、身長75センチ、体重11キロほどとのこと。
うちの娘、身長80センチ、体重11キロなんだけど大丈夫だろうか…
アエロメヒコ機内につけられる場所
そしてそして。さっそく機内のバシネットはどんなものかと見てみると。
エコノミー席の一番前の列で、右側の通路席となる6d席はこんな感じ。
穴が空いております。
ここがバシネットを取り付ける位置になっており、最初はつけられておりません。あとで、添乗員さんに頼む流れになります。
足元もけっこう広めで、娘を立たせて遊ばせることもできました。
ちなみに、通路席にしたのは、できるだけトイレに行きやすくしたかったから。新幹線や電車だと窓側にして風景を楽しむことができますが、飛行機の窓って小さいし、見て楽しい風景なんてすぐに終わってしまう。
離陸してしばらくは、シートベルト着用必須で添乗員さんも客席に現れてくれません。
娘は開始30分ほどで眠ってしまったので、抱っこしてる腕が重くって早くバシネットをつけてほしいと思い、コールのボタンを押すもなかなか現れず。
機内食を配るときに、やっと取り付けてくれました!
こんなカゴ型になってます。
ふと下の注意事項をみると
12キロまでの赤ちゃんならオッケーだったのね〜一安心。
電話予約の時、11キロが目安と言われたので、大丈夫かなあとちょっとだけ不安でしたので。
ちゃんとぐっすり眠ってくれた
このバシネット、見た目よりも寝心地がいいのか娘はよく眠ってくれました。
3時間ほど寝たら、突然むくっと起きまして。
すでに機内食がおわり、機内も暗くなってるころ。
3時間ほどご飯食べさせたり、シールで遊んだりしていたら、眠くなったようで、バシネットに自分から入りたがりました^_^
ここは眠るとこって、わかったのね〜
お利口すぎて、褒めてあげたい気分。
そんな感じで、メキシコまでの12時間はバシネットさまさまのおかげで無事に過ごすことができました。
けどこのバシネット、眠ってる娘が落ちないようにキープするベルトみたいなものがなくって。
機体が揺れたときに娘が落ちてしまったりしないか、と心配性なわたしはずっと眠れませんでした。映画をみる気分でもなかったので、音楽を聴きながらひたすら娘と飛行してる現在地のモニターとにらめっこ。
ま、こんな暇な時間もいいかなと前向きにとらえました。
メキシコ-ボゴタ間はバシネットなし
つぎの乗り継ぐ便は、指定席でもバシネットの取り付けが確実ではないと予約時に言われました。
そのときの状況次第だとか…
今回の場合、結果的にバシネットのお願いができず5時間の飛行が終わりました。
ひとつは娘の機嫌が悪く、なかなか寝てくれなかったこと。
ひとつは、添乗員さんが捕まりにくかったこと。機内サービス以外には、なかなか来てくれませんでした。
概して、日本人もわりと搭乗する成田-メキシコシティよりも、日本人がほとんどいないメキシコシティ-ボゴタのほうが、サービスが雑な感じです。
それが中南米の人柄なのだと思いますが、客も添乗員も細かいことを気にしないんですよね〜
沖縄いったときのJAL添乗員さんの子連れに対する異様な手厚さを懐かしく感じさせてくれます。
そしてこの便は、左側の通路席となる6Cだったのですが、6dのほうが広かった感じ。なぜなのか分かりませんが。次に予約するときには、6dに指定しようと思いました。
とにかく!バシネットは長距離の便には必須だと痛感した旅だったのでした。
おわり。