おデブこそ美しい!南米の美的感覚を感じる美術館@ボゴタ
最近の日本、筋トレブームですね。
ほっそーーいモデルさんなんかも、筋トレに勤しみ、細いだけじゃない健康的な美しさを求めてるようで。
そんなストイックな皆さま、ほんとに尊敬します。産後ダイエットしたい気持ちはやまやまなのですが、どうしてもダラけてしまうわたし…
でもでも、南米では太っていることが美しさだったりするんですよ。
実際、うちの娘も現地人女性に「¡Que gorda!」と言われてました。gordoは太っているという意味です。
でもこれって、悪口なんかじゃなくて、その女性からしたら最高の褒め言葉なんです。
日本語だと、「あー、ぽよんとしててカワイイ子!」みたいな。
国は違いますが、うちの旦那がキューバ人に言われたことは、「日本人の女子はどこを揉むんだ?細すぎて、揉むところがない」などと言われたとか笑
たしかに、南米に来ると普通体型のわたしが激やせに見えるかも。男性も女性もバーンとした肉付きのいい人が多い一方で、二度見するほどの美人もいるコロンビア。
この国の美的感覚はおもしろいです。
コロンビアのおデブ美術館へ!
さて、そんなコロンビアの首都ボゴタには、おもしろい美術館があります。
それがここ!見た目は地味だけど、中に入ると驚き。
La Red Cultural del Banco de la República
おデブな絵画がずらーっと並べられているんです。男性も女性も、子どももおデブ。
入場料無料なので、ぜひいくべし!無料のわりに、充実してます。
Fernando Boteroさんの作品
おデブ絵画の作者さんです。
写真撮影オッケーなので、撮ってきました。一部のせてきます。
うん、どれもおデブです。
おデブだからこそ、くびれが強調されるとか、胸が大きいとか、でも無いように見受けられます。
むしろ、胸板の厚さのわりには乳が控えめのような。
コロンとしたフォルムに、愛らしさや欲望を感じるような気もします。
彫刻もあります
男女の違いもあり。
女性の上に男性と子どもが乗っているのもあり。これは、性差別を表しているんでしょうか??
なんと猫もおデブ。
横からみると、猫じゃなくてたぬき。
あの、ピカソの作品も!
ほんものでしょうか。
描かれている紙も古いので本物か?
作品に近づこうとしたら、監視員に近づくなと注意されたので、本物なのかも。
ごめんなさい…遠くから眺めるだけなのね。
ちなみに、うちの娘1歳は、ベビーカーに乗せられながらこれらの美術品をまわっている最中、終始眉根を寄せてました。なんだこれ?と言わんばかりに…
わたしたち夫婦はとても楽しめましたよ。
カフェも併設
そんなこんなで美術品を鑑賞したあとは、カフェで休憩ができます。
La Red Cultural del Banco de la República
わたしたちは閉館少し前にいったので、なにもありつけず…。カフェは館内の閉店時間より少し前に終了してしまうそう。
これから行く方、注意してください。
おわり。