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うちの子育て、ちょっと聞いて

中米パナマに在住。1歳のわがまま娘、ネコ好きな夫との暮らしに関するこばなしです。

新型コロナウィルスの影響でお肉が買えない!幼児は入店すら禁止。

こんにちは。ポコリンヌです。

先日書いたように、ここ中米パナマでもついに先週、新型コロナウイルスが上陸してしまいました▼

 

www.pocoapocolog.com

 

けど、日本のように「トイレットペーパーが無い!」「オムツが買えない!」ってことはないのです。

けど、購入制限が導入されたことにより、入手しにくくなった商品も。

 

コロナウィルスの影響でお買い物は大変

パナマに新型コロナウィルスが上陸したのはつい先週のこと。

けど、それ以前に世界で話題になっているということもあり、住民も政府の対応も驚くほど早かった!日本ではあり得ないくらいです。
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 やっぱり、幼児がいると大変。

大人と違って「我慢」ができない年頃です。

なので、とにかく娘の好きなものをまとめ買い。

まとめ買いといっても、うちは一人娘なので、1週間くらい必要なものを確保するだけなんですけどね。

どんな状態でも、娘が健康でいてくれることが第一。

なので、娘の好きなお野菜買って〜ソーセージ買って〜と買い物カゴへどんどん入れていくと・・・お肉コーナーがからっぽ!普段はてんこ盛りなのに。

中米南米の主食はお肉。お肉から無くなるんですね。

 

で、翌々日には、幼児連れのお買い物NGに。

以下、在パナマ日本大使館より▼

保健省は15日,コミュニケ9号を発表したところ,その要旨は以下の通りです。
(1)15日までに国内で確認されたコロナウィルス感染者は55名。うち,サンティアゴ・デ・ベラグアと,コロンのそれぞれ1件ずつ,新たな地域での感染が確認。
(2)AIDS,糖尿病,ぜんそく,癌等の慢性疾患の患者,並びに幼児及び妊婦で危険な状態の患者を除き,官民問わず全ての中央病院での外来診察の中止。
(3)群衆が集うことを控えるのは義務であり,これを禁じるよう引き続き監視する。ホテルの娯楽施設,ディスコ,映画館,バー,喫茶室,内外がレストラン機能を有する子供向けパーク施設の閉鎖を命令。
(4)スーパーマーケット,薬局,医療センター,並びに健康用品,燃料及び食品の販売施設を除き,パナマ国内の全ての商業施設の一時的な閉鎖を命じる。
(5)レストランでは,フロアで料理を提供することは禁ずるが,作り置き料理の持ち帰り販売,住居へのデリバリーは許可。レストランへのアクセスに際しては,マスクの着用を慫慂。
(6)海岸,河川,プール及び温泉へのアクセスを禁止。
(7)スーパーマーケット内に一度に50人以上入構することを禁止。そのため,客は当該施設の店外で列を作って待機し,他の客と1メートル以上の距離を取る。

はい、ワンオペ主婦には、とても苦労させられる指令です。

けど、この状況なので、やむを得ません。 

パナマでトイレットペーパーや紙オムツのパニックにならなかったわけ

 これはあくまで私の直感です。あくまで個人的な。

多分ですが、パナマではPriceMartというコストコ的な会員制のお店があります。

そこパナマ人御用達、まとめ買いするところなんですね。

うちも、そこでトイレットペーパーやおしりふきなどを定期的にまとめ買いしています。

1パックあたりが、そもそも大容量にパッキングされていて。

それ買っておけば、大家族でない限り当分持ちます。

なので、コロナ問題が国内で起きても、「トイレットペーパー買わなきゃ!」ってならなかったんですね。

そもそもまとめ買いの習慣があるパナマ、それが少ない日本

その違いかもしれません。

けど、そのPriceMartもコロナの影響で店頭が大忙し。

ちょうど「まとめ買い」が切れてしまった人は、買いに走るしかないよね〜

けど、一人当たりの購入点数は限定されているので、日本のような過剰なパニックにはなっていません。

日本より感染者数は少ないのですが、政府もお店や会社側に対する施策をうっています。

 ▼

12日保健省は,パナマ国内での新型コロナウィルスの感染者が27人になったことを公表しました。
同日,コルティソ大統領は,13日の閣議を経て国家非常事態を宣言し,コロナウィルス拡散防止措置の強化の方針を発表しました。その概要は以下の通りです。
・生活必需品の購入数の制限,保健衛生用品の売買金額の上限設定
・薬品登録の迅速化,生活必需品,衛生用品の輸入関税の撤廃
・国内生産者からの肉・穀物の買い取り保証
・従業員の雇用維持のための企業の法人税,手数料等の支払い先送り
・労働者の労働時間設定の柔軟性を担保する規則の導入
・労働者の在宅勤務を可能としたテレワーク法(施行済み)の積極的活用の推奨
・銀行監督庁に対し,銀行資金の流動性を上げることで,総額12億52百万ドルに値する融資枠を促す臨時措置を講じるよう求める

 

日本のコロナ問題、終息するには抜本的な施策が必要なのでは? 

パナマでの施策はまだ始まったばかりで何とも言えませんが、日本と比較してかなり早い政府の対応、そして国民の協力。

これだけ強硬な施策に、文句をいう人はいません。

外食はできない、会社にもいけない、子どもは保育園にもスーパーマーケットにもいけない。

経済を一時的に停滞させてでも、早急にコロナ問題を解決させようというパナマ政府に拍手を送りたいです。

それと比較して、日本。

いつまでコロナ問題をやっているのだろうかと心配になる。

確かに経済の規模はパナマより大きいから決断実行が難しいのはわかるけど、それにしても経済優先がすぎる気がするのです。

あくまで、あくまで海外在住の一市民である私が感じたことですが。

 

おわり。